佐久こまば学園（指定障害者支援施設）

　１、施設入所支援

　　　　  生活介護の時間以外（夜間及び土・日・休日等）については、「施設入所支援」として個別支援計画に沿ったサービ

         スを提供します。昼・夜間を問わず入浴、排泄、食事の介護等の支援を行ない、特に健康管理、安全管理について配慮

          し、緊急通院及び入院に対応します。

　２、生活介護

　　　　  日中活動は、原則として月曜日から金曜日の間は本園で活動する方以外に「アレーズこまば」（生活介護）で活動す

         る方並びに「アシストこまば」（就労継続支援B型）で活動する方に分かれますが、それ以外の日（時間）は生活介護

          として当学園でサービスを提供します。尚、アセスメントを行うことによって、他のサービス事業者の利用を希望され

         た場合は年度途中であっても異動できることとします。

　　１）当学園で活動する方

　　　　　利用者さんのニーズを探り、持っている力を把握し、療育支援・生活支援・介護支援を結びつけた環境の中で、更

          に可能性が広がるように支援します。また、健康的・精神的な状態を常に把握し、一人ひとりが生きがいを感じられ

          るような活動を創造し、日々穏やかに過ごせるように支援します。

　　２）アレーズこまばで活動する方

　　　 　　「アレーズこまば」へ通い在宅の通所利用者と共に活動します。内容は、療育支援を中心とした活動とゆったりと

          した環境で一人ひとりが自律的で楽しく落ち着いた毎日が送れるよう支援します。

　　３）アシストこまばで活動する方

　　　　　生産活動を通じて賃金を得ることを希望される方は、就労継続支援B型事業所である「アシストこまば」に通いま

          す。

　３、短期入所事業

　　　　  在宅支援の一環として、短期入所事業を行っています。定期的に利用される方をはじめ、緊急避難として利用される

         方にも対応できるよう整えます。

　４、規　模

　　１）敷 地  面 積　　　5,106.295㎡　

　　２）建物延面積　　　1,853.96㎡　

　　　　　（内訳）　 　　管理棟・居住棟　1,567.45㎡、体育館　165.62㎡、作業室　41.40㎡　短期訓練棟　59.62㎡、

　　　　　　　　　　　  　調理実習室　19,87㎡

　　３）定　　　員　　　施設入所支援　４０名　（短期入所事業　2名）

　　　　　　　　　　  　　生  活  介  護　   ４０名

　　４）居　室　数　　　個室：８室　、　２名室：１０室　、　４名室：９室

　　５）指定年月日　　　平成２３年（2011年）１０月１日

　　６）開設年月日　　　昭和５５年（1980年）   ４月１日

　５、職員構成

　　　　総　　   数　　　　２６名　　・専任職員；サービス管理責任者１名、主任生活支援員２名、生活支援員１６名

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　看護師２名、管理栄養士１名

　　　　　　　　　　　　　　　    　   　・兼任職員；管理者(統括管理者兼務)１名、事務長１名、事務員２名

　　　　嘱  託  医　　   　　２名（精神科医１名、内科医１名）

 

アレーズこまば（指定生活介護事業所）

　１、活動内容

　　１）生活を豊かにする活動

　　　　　日中ゆとりを持った生活の中から、趣味の充実や生きがい作りの支援をし、生活の充実に繋げていきます。

　　　　・個別活動　　　：　個々のニーズにあった作業（個別活動）を提供し、精神安定・生きがいにつながるよう支援し

                                          ていきます。

　　　　・生きがい作り　：　作業や創作活動を始め、音楽療法・絵画教室等、趣味につながる時間の提供をします。

　　２）療育的支援

　　　　　情緒的安定や生活の充実の支援として、適した環境の提供、アプローチやコミュニケーション手段の模索をし、よ

          り充実した生活が送れるよう支援をしていきます。

　　　　・生活の構造化　：　物理的、視覚的な提示を始め、スケジュールの整理等により、理解しやすく安心した生活につ

                                            なげていきます。

　　　　・自立課題　　   ：　個々の能力に合った活動内容（ビーズ、クリップ、カード等）を準備し、日中活動を充実させ

                                          ていきます。

　　　　・絵画教室・音楽療法の参加　：　情緒の安定や自己表現の場として、また、楽しみにもつなげていきます。

　　３）就労につながる活動、体験

　　　　・次へのステップのひとつとして日中活動の中で仕事（作業）を体験する場面を作り個々のスキルアップにもつなげ

　　　　　ていきます。午後中心の活動を展開していきます。

  アシストこまばと連携しながら、実践を通して仕事に対する意識や意欲に繋げていきます。

　２、アレーズとは？

　　　　    「アレーズ」とは、フランス語でくつろぎ、居心地が良い、安らいで等の意味です。

　　　　当事業所に通ってくる皆さんが、ここに来て心安らかにそして張り合いのある日々を過ごして戴けるお手伝いをした

           い、そんな思いから「アレーズこまば」と名付けました。

　　　　そして、毎日通って来る利用者さんにとって、ここで過ごす時間が安心でゆったりとした気分で過ごせる場所であっ

           て欲しい。

　　　　そんな思いを持ちながら、

　　　　１）一人ひとりにとって安心して過ごせる場所とは

　　　　２）一人ひとりが自分らしく過ごす為には

　　　　３）一人ひとりの生活全般を支援する為には

　　　　４）満足して戴ける支援をする為には　　　　　　　         　を心に刻み支援を続けて参ります。

　３、活動時間等

　　１）活   動   日　：　月曜日から金曜日（但し、土曜日に自由利用日を設定し、また、日・祝日においても活動することが

                                              あります。）

　　２）活動時間　：　午前９時から午後４時３０分までです。

　４、規　模

　　１）敷 地  面 積　  　1,517.17㎡　　

　　２）建 築  面 積　　  512.18㎡

　　３）建物延面積　  　760.40㎡（１階461.20㎡、２階299.20㎡）

　　４）定             員　 　生活介護　５０名

　　５）主要室面積　  　１階　：　活動室(1-1)43.5㎡・(1-2)33.5㎡、多目的室73.4㎡,、更衣室A・B各7.3㎡、浴室5.4㎡、

                                                    　　　　脱衣室7.4㎡、相談室12.0㎡

　　　　　　　　　　　  ２階　：　活動室(2-1)48.0㎡・(2-2)29.5㎡、休憩室27.5㎡、会議室35.0㎡

　　６）指定年月日　    平成２６年（2014年）4月１日

　５、職員構成

　　　　総　   　数　　　　１５名　　・専任職員；サービス管理責任者１名、主任生活支援員１名、生活支援員７名

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　看護師１名

　　　　　　　　　　　　　　　       　・兼任職員；管理者(統括管理者兼務)１名、管理栄養士１名、事務長１名、事務員２名

　　　　嘱  託  医　　　　　２名（精神科医１名、内科医１名）

 

アシストこまば（指定就労継続支援B型事業所）

　１、活動内容

　　１）作業活動

　　　　　自主生産品の販売や受託作業、また、外部での作業を通して、社会参加や就労意欲の向上を目指します。

　　　　・製造販売事業　（クッキーを中心とした焼き菓子やパン、また、手工芸品の製造販売）

　　　　・受託作業　（地元企業からの受託作業）

　　　　・清掃作業　（県佐久合同庁舎及び南佐久建設事務所・佐久大学等の清掃作業）

　　　　・リサイクル事業　（牛乳パック・チラシの回収作業）

　　　　・農業　（クッキーの材料となる蕎麦作り）

　　２）社会性の支援

　　　　　社会参加をして行く上で必要なマナーや社会性が見についていくように、その場その場での支援をしていきます。

　　　　上記の活動の中から、それぞれにあった活動をそれぞれにあった形で提供していきます。

　２、目指すところ

　　　  　　「アシストこまば」は、ここに通って来る利用者さんをはじめ、我々スタッフにとってもやりがいを持ち、共に支

          　　えあい、お互いにとって毎日来たい場所になる、そんな場所を目指します。そのための専門性や知識、技術の向上を

          　　はじめ、どのようにすればその人らく生きていかれるかを常に考えながら、毎日の支援をしています。　　　

　　　　　・それぞれご本人の能力（できること・つよみ）を伸ばす場所であること。（エンパワメント）

　　　　　・それぞれが「じりつ」をする、または、めざす。

　　　　　・それぞれの思いをそれぞれの形に。

　　　　　・ともに歩む支援（共歩）～本人と共に、家族と共に、地域で共に～

　　　　　・地域に根差した場所、地域福祉の拠点にもなってゆく。　　　　　　　を心に刻み支援を行ないます。

　３、活動時間等

　　１）活  動  日　：　月曜日から金曜日（但し、土・日・祝日においても活動することがあります。）

　　２）活動時間　：　午前９時から午後４時３０分までです。

　４、規　模

　　１）建 物 面 積　　  955.96㎡ (借家）

　　２）定             員　　指定就労継続支援B型事業所　３０名

　　３）主要室面積　　第１作業室75.6㎡、第２作業室38.5㎡（菓子製造所）、第３作業室76.9㎡,、第4作業室57.1㎡

　　　　　　　　　　　      活動室44.0㎡、食堂70.3㎡　（畳敷き休憩室27.6㎡と連なっている）　　　　　　　　　

　　４）指定年月日　　平成２６年（2014年）4月１日

　５、職員構成

　　　　総　　　数　　　１３名　　・専任職員；サービス管理責任者１名、職業指導員２名、生活支援員４名

　　　　　　　　　　　　　　    　　・兼任職員；統括管理者１名、管理者(一部サビ管兼務)１名、管理栄養士１名、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　事務長１名、事務員２名

　　　　嘱  託  医　　　　２名（精神科医1名、内科医１名）

 

サポートセンターこまば（介護サービス包括型指定共同生活援助事業所）

　１、地域での生活をサポート

　　　　  入居者の皆さんが、各グループホームにおいて共同生活を営みながら、自律的な生活が送れるよう環境を整え、多く

         　の人々と連携し支えていきます。利用者さんの状態の変化に対して、柔軟な対応や外部のサービスを利用し地域での主

         　体的な生活を確保し、また、生きがいのある生活が送れるようサポート（コーディネート）していきます。

　　１）エンパワメント

　　　　　入居者さん自身が自分の考えで生活していく力や、その人の持っている力を引き出す事で意欲的に過ごして頂ける

          　ようサポートしていきます。

　　２）地域生活の充実

　　　　　地域生活をより充実させる為に社会資源を利用し、他のサービス提供事業者と連携していきます。

　　３）関係機関・スタッフ間での連携

　　　　　地域生活への移行継続について、施設関係者に留まらず、地域の中で連携を充実させていきます。

　　４）スタッフの資質の向上

　　　　　入居者さんとスタッフ（世話人・生活支援員）は、日常的なふれあいの中でお互いに影響しあい共に歩み、人権・

         　 権利擁護を意識しサービスの質の向上に努めます。また、お互い想いを理解し合い協働していきます。

　２、規　模

　　１）総　定　員　　共同生活援助事業　　２４名

　　２）指定年月日　　平成18年（2006年）10月1日

　３、職員構成

　　　　総　　　数　　２６名　　・専任職員；サービス管理責任者１名、生活支援員１名、代表世話人４名、世話人１３名

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（代表世話人及び世話人は生活支援員を兼ねる）

　　　　　　　　　　　  　　   　 　・夜間宿直業務の一部は「佐久シルバーセンター」へ業務委託

　　　　　　　　　　　　  　　    　・兼任職員；統括管理者１名、管理者１名、看護師１名、管理栄養士１名、事務長１名、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  事務員２名